ヘビの話 ※苦手な方注意!

苦手な方はごめんなさない。今日は私の大好きなヘビたちのお話です。やまさぁーべでは、子供たちとの触れ合い用(大人は苦手な人も多いですが、子供たちには毎回大人気です!)に、毎年ヘビを捕まえて飼育しています。人目に付きにくい場所で飼育しているの語心配なく。その子たちをご紹介します。


まずは日本で一番?有名なヘビ、アオダイショウです。大きく成長すると2mを超える大蛇になることもありますが、普通は180cmぐらいまででしょう。ネズミや小鳥が主食のため、古いお家や小屋なんかによくすみ着いています。



そして次に?有名なヘビといえばシマヘビ。

あれ、でもこのシマヘビは縞模様がないですね。普通、シマヘビといえば縦縞模様ですが、このヘビは横縞模様があります。実は、シマヘビは子供の時は横縞で成長すると縦縞に変わります。そして、さらに大きな個体になると縞模様自体がなくなることもあります。特徴的なのは目の色ですね。赤い色をしているので、間違いなくアオダイショウではないことが分かります。



そして最後は全然有名でない?ジムグリというヘビです。上から見た写真の方、2匹のジムグリがいますが、色が同じなのでよくわからないですね。アオダイショウやシマヘビと比較すると頭がとても小さいことが分かります。穴の中にもぐって、ネズミやモグラの子供などを襲うためにこのような体系になったと言われています。



さて、このジムグリの特徴は「お腹の模様」と言われることがよくあります。背中は茶色の無地ですが、お腹には格子模様があるんです。でも…おや?次の写真を見ると、下の個体は模様がないですね…。正真正銘、どっちもジムグリです。色彩パターンの変異ですね。時々こういうジムグリも現れます。

シマヘビもそうですが、ジムグリの例をとってみても、ヘビを色や模様だけで見分けるのは不可能ということがよく分かります。見慣れないと間違えます。シマヘビが子供のころに横縞模様なのは、マムシに似せるため、という説もあります。正しい知識がなければ、下手に手を出すことは避けたほうがよさそうですね。

ライター:佐々木