カモシカの自動撮影実験

先日はムササビの巣箱を設置したばかりですが、今日は他の野生動物を観察するための実験を始めて見ました。

やまさぁーべの敷地内にある小さなスキー場。かつて小学校に通っていた子供たちが使ったものです。ここに岩塩をぶら下げてみました。狙うはカモシカです。草食動物は食べ物から得られる塩分が少ないため、土を食べるなどして塩分を補給します。だから、岩塩を置いたらカモシカが来てくれるのではないか?という発想です。

岩塩を設置したのはカモシカがよく歩いている尾根の上。ここに自動撮影カメラも設置して様子を見ることにしました。カメラの前を動物が通ればセンサーが反応して撮影を開始します。


試しに私がカモシカ役になってカメラの前を通ってみると、ちゃんと撮影されました。うまくいくといいのだけれど。

野生動物に餌付けをする行為は、人間に慣れ過ぎてしまって交通事故を引き起こしたり、農作物への被害が出たりと問題を起すことがあります。お客様に自然を楽しんで頂くための工夫をしたい。でも自然を壊すようなことはしたくない。毎度、ギリギリのところを悩みながら進んでいます。

今回岩塩を設置したことも、岩塩なら畑の野菜に餌付くことはないか…とか、人の活動エリアから少し距離を置けば、必要以上に人慣れしないですむか…など、さまざまに配慮しながらの実験しています。今後、人間との軋轢が起こらないように慎重に調査を進めたいと思います。

ライター:佐々木