水路で出会った生きもの

明日は雪きらり」に「ひだ

今日も朝から雨。県内では水害が起こっているところもあるとの報道を聞きました。心配ですね。大江町はそこまでではありませんが、かなり川が増水しています。雨の切れ目を見つけて田んぼの様子を見に行きました。

田んぼの近くを流れる休耕田沿いの水路。6~7月にはたくさんのホタルが発生する水路です。この時期、水路でよく見かける生き物がオニヤンマ。

オニヤンマの産卵シーンです。トンボの仲間の産卵スタイルは種類によって様々。水の上を飛びながらポロポロ卵を落とすものもいれば、打泥産卵といって水面にお尻を何度も付けながら産むもの、水草にとまって組織内に産み付けるものなどがいます。オニヤンマの場合は、お尻を水際の泥や砂に打ち付けるように差し込んで産卵するので打泥産卵と飛ばれます。

言葉だと分かりにくいので動画をご覧ください。オニヤンマに限らずトンボは警戒心が強くて近づかせてくれないのですが、産卵中はそっちに必死なのでこちらを気にする様子はあまりありませんでした。

さらに水路を歩いていくと、水面に粉のようなものが浮いて黒い膜ができているのを発見。いったいなんだろう??と指ですくってよーく見てみると…動いてる!!

苦手な方、ごめんなさい。1~2mmほどの小さな黒い生き物が無数に水面に浮いて、流れが枯草にせき止められた部分に集まっていたのでした。生き物の正体はトビムシ。おそらく、エビガラトビムシかと思います。お腹の下にパチンとはじけるバネのような器官を持っていて、跳ねる事からこの名が付きました。何でこんなに水面に集まっていたのかは謎。通常、トビムシの仲間は土の中にすんでいる土壌生物です。


ライター:佐々木