踏み込み温床実験パート2

昨日のブログでも紹介しましたが、先日、作った踏み込み温床(野菜の苗を育てる熱源)の温度が上がらず失敗。そこで昨日に引き続き再度仕込みを行いました!


問題は

①ワラを細かく切っていなかったこと

②米ぬかの量が足りなかったこと

③温床の深さが足りなかったこと

と分析。これらをポイントにして改良を加えました。まずはワラ。細かく刻んで入れます。農家さんの話では、このワラが最も熱源になるとのことで量も大分増やしました。


ワラを敷いた上に米ぬかを撒きます。これは相当量を増やしました。合計で15kgは入れたと思います。体積で言えばワラの方が圧倒的に大きいですが、重量で言えば大して変わらないぐらいたっぷり撒きました。


ワラを敷いた上に今度は牛糞。これは、逆に量を少なくしてみました。割合としてはワラの方が多くなるように薄く敷きます。ここにも米ぬかを追加しています。


そして、その上から水をたっぷり撒いて踏み込み。踏み込み温床は、嫌気発酵といって酸素を少ない状態で微生物に活動させ、温度がマイルドに長い期間上がるようにします。踏み込むのは、なるべく空気を抜くため。ここまでの1連の流れを7~8回ぐらい繰り返しました。厚さは前回の倍ぐらい、60㎝ぐらいになったと思います。


最後にビニールをかけて終了。成功していれば数日で温度が上がってくるはずです。今度こそ上手くいきますように!!

ライター:佐々木