踏み込み温床の実験を始めました

毎年、やまさぁーべでは夏野菜をいろいろ育てていますが、苗はお店で買ってきて植えていました。今年は種から育ててみよう!ということで、その準備を始めました。踏み込み温床です。


踏み込み温床は、苗を育てるのに使う昔ながらの方法。微生物が落ち葉や稲わらなどを分解する際に発生する発酵熱を利用した熱源です。一昨年、畑に積んでおいた堆肥の温度を測ったら58℃もあったことがあります。これをビニールハウスの中で作ります。まずは、木枠を組んでその中に藁を敷き詰めます。


そして藁の上に牛糞を敷きます。牛糞を敷いたらその上に米ぬかをかけて、また稲わら→牛糞→米ぬか稲わらと3段ほどに資材をサンドイッチしていきます。


出来上がった温床の上にビニールで覆いをして完成。温度を測ってみると9℃。外気温が5℃ぐらいですから、すこーしだけ暖かい、ぐらいです。これから数日かけて発酵が進むはずですがどのぐらいまで上がるか…。温度がある程度落ち着いたらポット苗に種まきをして、この上に並べる予定です。


ライター:佐々木