冬水田んぼ

先日もブログでご紹介した耕さない田んぼ“不耕起田んぼ”。今日はそこに水を入れました。不耕起に加えて“冬水田んぼ”です。


昨日から外作業にはいい日和。先日から続けていた田んぼに藁を敷き詰める作業の続きをしました。田んぼの中に生えてくる草を押さえる効果と、肥料分の供給を期待しています。



これまでは、春に堰普請(せきぶしん)といって、水路の掃除をしていた場所です。今年からは冬にも水を通したいので、近所の方のご了解を頂いて水路の落ち葉上げ作業。これをしないと雪の下で水路が詰まって決壊するなど大変なことになってしまいます。水路の途中は滝になっている場所もあって、真冬になったら凍って綺麗だろうな~なんて想像していました。



藁敷きは大体2/3ぐらいの面積だけ。敷いた場所と、そうでない場所と、どのような違いが出るか実験の為変化をつけています。夕方には水深5cmぐらいになりました。目標は夏と同じ10cmぐらい。さて、その上に積もるのか、積もらないのか。積もっても春には早く消えるのか、消えないのか。積もらずに一冬越せるならば、水鳥などにとっては貴重な休息・採餌環境となります。さてさて、どうなることか?実験スタートです。

ライター:佐々木