ミゾソバの虫たち

稲刈りの終わった「ふくしま30年プロジェクトの田んぼ」。今日は天気がよかったので杭掛けした稲の架け替え作業をしました。稲の乾燥を促すための作業です。一人で作業したので、写真は撮れず…。なので、田んぼの周りで見られた虫たちのお話。


今年使った田んぼの隣は、2~3年ほど使っていない休耕田で、ミゾソバの花がいっぱい咲いています。



モンキチョウ。黄色い翅の真ん中に丸い模様が特徴的。


花と言えば、ハチのイメージですが、こちらはハエとアブ。アブは動物の血を吸うタイプのものが害虫としてよく知られていますが、ハナアブと呼ばれる花の蜜を吸うタイプもいます。彼らも、果樹などを育てる上では重要なポリネーター(花粉媒介者)だったりします。



これはスズバチというハチです。社会性を持ったハチではなく単独性の種類で、建物の壁などに泥で小さな巣を作り、その中にイモムシを捕まえてきて産卵。幼虫はそのイモムシを食料に成長します。

生物農薬なんて呼ばれることもありますが、害虫を食べてくれるという意味で、野菜畑にとってはありがたい存在ですね。


最後がミツバチ。色の黄色い方がセイヨウミツバチで、くすんだ方がニホンミツバチです。写真は、昨日のブログでご紹介したニホンミツバチの巣箱から100mほど離れた場所で撮影したものです。このニホンミツバチも、おそらくそこの住人なのでしょう。