冬眠明けのトカゲ

昨日までと比べるとちょっと涼しく感じる一日。曇りがちで、時折雨も降っていました。でも、たまに顔をのぞかせる太陽を喜ぶように、陽だまりでは生きものが出てきていました。

みつけたのは、ニホンカナヘビの子ども。今シーズンの初記録です。枯草に半分隠れるようにしながら日向ぼっこをしていました。体に泥がいっぱいついています。冬眠から目覚めて土の中から出てきたばかりなのでしょう。まだ動きが鈍くて、子どもの手のひらに乗せてもあまり逃げませんでした。


お花も咲いていました。先日紹介したアズマイチゲは曇りがちだと花を閉じてしまうのですが、それ以外の花がいろいろ。左の写真はミチタネツケバナ、右がヒメオドリコソウです。どちらも帰化植物で、日本各地で見ることができます。


こちらはスミレですね。スミレは、それだけで図鑑ができてしまうぐらいとても種類の多い植物です。今日見つけたのはアオイスミレという種類。他のスミレ類に比べて小さめの花。かなり早い時期に咲かせます。