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スプリングエフェメラル

今日は気温が上がり、春らしさを肌で感じられる一日となりました。雪融けは急激に進み、春の生きものが顔を見せ始めました。

写真は、フクジュソウ(写真左)とアズマイチゲ(写真右)という植物の花です。雪融けした原っぱや林の地面に彩りを添える春の植物です。やまさぁーべ周辺では、昨日の休館日が開花の初記録となりました。花や昆虫などの中で、春の短い期間にしか見られない生きもののことを「スプリングエフェメラル」と呼びます。日本語に訳すと、「春の儚いもの」。今だけしか楽しめない光景です。


こちらはスプリングエフェメラルではないのですが、今年初記録だったのでご紹介。ヒオドシチョウというチョウです。チョウに限らず、昆虫は卵で冬を越すもの、幼虫で越すもの、さなぎで越すもの、さまざまですが、ヒオドシチョウは成虫で冬を越します。秋の終わりに成虫になって、雪につぶされない場所にしがみついてじっと春を待っていたのです。写真は体を温めるために建物の壁で派手な翅の模様を見せている状態ですが、閉じると裏側は木の樹皮そっくりの色をしていて越冬中も身を隠すことができます。