納豆ご飯をイチから作れるか!?①

今年も始まりました!

年間の連続イベント「納豆ご飯をイチから作れるか!?」の第1回です。

今回は稲のタネまきと、山菜摘み体験です。


本当はタネまき作業が終わった後にオマケで山菜を取るつもりだったのですが、朝から小雨で、だんだん悪くなる予報だったので先に山に入りました。青こごみ、赤こごみ、かんぞう、ふき、よもぎなどを収穫。人数が多かったので、広い場所で種類少なめ、収穫多めのツアーでした。

山菜摘み
山菜摘み


ここから今日の本題。

普通、米作りのイベントは田植えと稲刈りだけを体験することが多いですが、やまさぁーべでは今年から新しい取り組みとして苗づくり(タネまき)から体験して頂くことにしました。

子供たちとお母さんは、苗箱に培土と呼ばれる専用の土を入れるところからスタートです。この作業、意外と神経を使います。土がかなり厳密に平らでないと、タネ籾がまばらにまかれてしまい、苗箱にハゲができてしまいます。でもね、砂遊びの延長みたいに、意外と楽しんで、というか超真剣に作業してくれて、キレイに土が入りました。

お父さんたちには、苗箱を並べるプールを作ってもらいました。これも、プールの端と端で2cmも誤差が出てしまうと苗づくりが失敗してしまうので神経を使います。連係プレーで最高のプールが完成!

稲のタネまき
稲のタネまき


箱に培土を入れたら、今度は播種(はしゅ)機という機械でタネもみをまいて、上から土をかけます。

全自動でやってくれる便利な道具のように見えますが、ちょっとの操作ミスでやはり苗箱にハゲができてしまうので、コントロールがなかなか難しいのです。

正直、子供たちにやってもらうことができるか半分は賭けのような気持だったのですが…。なんとなんと、みんな超真剣だし飲み込みが早い!!

ものすごく上手に操作してキレイにタネをまいてくれました。これは本当にビックリ!

稲のタネまき
稲のタネまき


苗箱にカビ防止の木酢液入りの水をかけ、お父さんたちが作ってくれたプールに並べて作業完了!!

想像をはるかに超えてスムーズに終わることができました!!

使っている土も完全有機培土だし、化学農薬は一切使わない有機農法での苗づくりなので、いろいろ気を使いますが、あとはスタッフががんばって育てます!


最後にお昼ごはん。

朝とってきた山菜を家族ごとに天ぷらにして頂きました。

美味しい~♪みんな働いたし、寒かったし、最高の昼食となったようです。

次回は田植えと大豆のタネまき!

楽しみ!!

稲のタネまき
稲のタネまき


ライター:佐々木