少雪の雑木林

雪が少ないと嘆いてばかりもいられないので、いつもの冬と違った面白さを探してみようと雑木林へ。

夏はよくお客様をご案内する雑木林。入り口までの道路が冬季は車が通れないので、まずこの時期に来ることはないのですが、今年はすぐ近くまで車で行けたのでちょっと歩いてみました。真ん中の白い部分が奥に伸びている登山道です。そして両側の緑色のものは背の低いチマキザサですが…葉っぱがよく見えますね。この時期にはあり得ない状況です(笑)通常の積雪の10分の1以下。例年であれば12月中旬ぐらいの積雪量ですね。

そういう状態なので、葉っぱをつけている常緑の低木を観察することもできます。よく見ると実がついていますね。ヒメモチという日本海側特有の植物です。秋から実をつけていますが、この時期にお目にかかれるとは思ってもいませんでした。

思ったより少なかったのはこの足跡。ニホンリスです。4つの跡が台形の配置でつくのが特徴。いつもの年より少なく感じます。雪が少ない分、食べ物探しに苦労しなくてすんでいるのでしょうか。


ところで全国的な今年の暖冬は、インド洋の海水温が通常と異なる温度分布になる現象(ダイポールモード現象)の影響と言われているそうです。オーストラリアで起こっている大規模な森林火災もこのダイポールモードが影響している可能性が高いとのこと。こういう形で世界はつながっているということを実感するのは、ちょっと複雑です。

ライター:佐々木