昨日からご利用のガールスカウト山形の皆さん。今日はレンタルスペースで独自プログラムを行いました。
活動の内容はお互いの意見を出し合ってチームごとに考えを発表するワークショップ。テーマはVOICES AGAINST VIOLENCEというもの。直訳すると暴力に対抗する声、という意味でしょうか。家庭内暴力のような、主に女性に対する暴力について考える内容のようです。
自分が女性として生まれてきてよかったと思うか?それとも男性だった方がよかったと思うか?兄弟や友達との普段の関わり合いを思い出しながら、それぞれの意見を出し合い、発表を行いました。かなり難しいテーマですが、みんな真剣に話をしていました。
後半は毛糸でほうきを作るクラフトです。カラフルな毛糸を束ねてストローを挿し、可愛らしい作品を完成させました。毛糸を結ぶとか、同じ長さに切りそろえる、という動作も子供たちにとってはなかなかのハードルで、苦戦している様子も見受けられました。
今回の企画の総まとめ。退所式の様子です。保護者の皆さんも含めて、いつもみんなで輪になって振り返りをします。いつもガールスカウトの皆さんを見ていて、いいな~と思うことは、それぞれの活動にちゃんと意味を持たせていること。毛糸のほうき作りで苦戦している様子も…と書きましたが、その苦戦した子こそが、今回一番成長した子なんだと思います。
やまさぁーべがオープンした4年前から何度も来てくれている、ある女の子はもうすぐ小学校を卒業だそうです。ちゃんと下の子たちの面倒を見られるようになっていました。高校生だったメンバーは社会人になってリーダーさんに。私たちガイドも顔負けな、しっかりした話し方で子供たちの活動を講評していました。そんな成長があちこちに見えた時、ここで仕事してて本当によかったな~と心から嬉しくなるのです。
ライター:佐々木