田んぼとトンボ

8月も今日でおしまい。いつもなら残暑厳しい頃ですが…寒い!!朝はストーブをつけたくなるぐらい冷えました。完全な冷夏ですね。田んぼが心配に…。

夕方、田んぼの様子を見てきました。これだけ寒かったり、長雨だったりするとイネも病気になってしまう事が多いので心配してみてきましたが、今の所大きな問題はなさそう。

農薬をほとんど使っていないので、イネの害虫カメムシやウンカの仲間も見られましたが、同時にトンボやクモもたくさんいました。彼らは虫を食べる昆虫ですからイネにとっては益虫ですね。

黄色っぽい方はウスバキトンボ。赤い方はマユタテアカネという種類です。ウスバキトンボはライフサイクルがとても短いトンボで数カ月で卵から成虫になるため、年に何度も発生します。発生は暖かい南の地域からスタートし、世代を経ながら春から秋にかけて分布を北上させます。でも寒い地域までやってきたトンボは、冬の寒さに耐えられずにみんな死んでしまい、翌年はまた南から再スタートします。フロンティア精神あふれるトンボですね。


さてこちらは色の違う2匹のイトトンボ。全く違う種類のような色ですが、実はどちらもアジアイトトンボという同じ種類。色の黄色っぽい方が成熟した個体で、赤い方は未成熟な個体。トンボは成虫になってからの成熟具合によって色味がかなり変わります。最たるものはこの前の写真でご紹介したマユタテアカネなどの赤トンボ類。真夏は赤トンボなのに黄色い色をしています。


ライター:佐々木