川と田んぼの下見

週末の下見で、川と田んぼに行ってきました♪


川に入るまでに歩いていると、オッタチカタバミを発見。カタバミと花も葉っぱも似ていますが、背丈が高いのが特徴。葉っぱがハートの形をしていてかわいいですね。
ナワシロイチゴを食べてみましたが、あまりおいしいとは言えず・・・
それもそのはず、黄色のモミジイチゴとは違い、そのまま生で食べるより砂糖を加えてジャムにすることが多いそうです。



川に入るとアマガエルが木に居ました。日本でアマガエルというと田んぼのイメージが強いですが、アマガエルの仲間は樹上性のカエルで、海外ではツリーフロッグともいわれています。

その直後、上流からどんぶらこと、ヒキガエルが流れてきました♪手ですくうと居心地がいいのか、手の中でくつろいでいるようにも見えます♪ヒキガエルもアマガエルも皮膚に強い毒を持っているので、触った後は手を洗う方が良いですよ。



カワトンボだ!!と思い近づいてみるとかなり大きい。これはニホンカワトンボではなく、ミヤマカワトンボという種類でとにかくサイズが大きい。ミヤマ(深山)という名前から奥深い山にいる生き物と想像できますが、山地などの渓流に住んでいるトンボです。このミヤマカワトンボの面白い所は、メスは1時間以上水中にもぐり続けて産卵できること。1時間ももぐり続けられる理由は細かい毛がたくさんあり空気の膜を作ることによって呼吸ができるからなんです。



川から上がり田んぼに向かうと、ハラビロトンボと、ツチガエルに出会いました。

ハラビロトンボの未成熟は黄色で、成熟すると黒くなり、最後は青灰色の粉を身に纏います。サイズの割に、お腹が広いのが特徴。背中に白い線があったので、一瞬トノサマガエルかな?と思いましたが近づいてみるとツチガエルでした。ツチガエルでも背中に白い線が入った個体も普通にいるそうです♪


ライター:村中