サシバがやってきた

朝から雨。でも気温はそんなに下がらなかったので、雪解けが一層進んだ印象です。今日は春の訪れを告げる鳥のお話。


休館日だった12日(水)に町内でMY初記録だったサシバというタカの写真を撮ってきました。今日は雨だったので飛ばずにとまっている個体が多いんじゃないかな~と車を走らせてみると、いるいる。


サシバは渡り鳥で、夏は繁殖のために山形にも訪れますが、冬は沖縄や東南アジアに移動して過ごします。長い旅を経て、つい最近この地にたどりついたわけです。大きさはカラスと同じぐらい。クマタカやオオタカなどが高い木にとまる傾向があるのに対して、サシバは電柱やガードレールなど低い場所にもとまることが多いので観察がしやすいタカです。獲物がカエルやヘビ、トカゲなど地面にいる小さい生きものなのでそのような習性があるのでしょう。


今日のブログで紹介した3枚の写真は全て別個体のサシバです。1時間ぐらいの間に4羽確認しました。でもね、この鳥、全国的にも、もちろん山形県内でも絶滅が心配されている希少な鳥なんです。こんなに高密度で見られるのは、結構すごい事なんです。やっぱ大江町はいいなぁ♪

ライター:佐々木