大江町の塩の平地区に突如として現れる三角形の建物。新しく作られた大江町型住宅です。今日、内覧会が開かれたので見学に行ってきました。
ね?見事な三角形でしょ?建物の名前は「雪間暮(ゆきまくら)」と言うそうです。日本列島の、北海道と本州の日本海側を中心とする道県は豪雪地帯に指定されていますが、大江町はその中でも特別豪雪地帯という地域に入ります。この住宅がある塩の平地区は、やまさぁーべのある柳川地区に比べれば雪の量は少ないですが、それでも1mぐらいは普通に積雪があります。
この形状は、雪国の冬の重労働「雪下ろし」が必要のない形になっています。屋根に積もった雪は自然に滑り落ちて溜まります。でも、その雪さえも断熱材として使う設計になっているそうです。
大江町型住宅のコンセプトの一つが、「地元の木材を使う事」。基礎や水回りなどを除いて、柱や壁、床など全ての部材が大江町産のブランド杉「西山杉」で作られています。すごくおしゃれな感じです。
ガラス張りのシステムキッチンに薪ストーブも。薪ストーブはやまさぁーべにあるものと同じ型で、サイズ小さめのものです。建物だけでなく、暖を取る燃料も木なんですね。
ちなみに、ここに入居するのは大江町の新規就農者ファミリー。夫婦と子供2人ぐらいを想定しているそうです。就農、及びファミリーでの移住を検討されている方は、要チェックですよ!!
ライター:佐々木