最上川の水鳥

やまさぁーべの前を流れる月布川(つきぬのがわ)は大江町の左沢(あてらざわ)地区で最上川に合流します。その最上川の本流で水鳥を探してみました。


蛇行したゆっくりとした流れ。この辺りの風景を、山の上から俯瞰(ふかん)して見られる楯山公園が大江町で一番のビューポイントになっています。近くで見ると、野鳥観察のいいポイントであったりもします。


まずはカモ類。頭が緑色のものがマガモのオス(同じ写真の頭が茶色いのはマガモのメス。)。次の茶色いカモがカルガモ、最後の黒っぽいのはキンクロハジロという種類です。カルガモ以外は冬に日本にやってくるわ冬鳥です。キンクロハジロの数は少なかったですが、マガモとカルガモはそれぞれ200羽以上の群れでした。



白くて首が長いのがダイサギ。黒いのがカワウです。どちらも魚を捕まえて食べる鳥です。今日は曇りがちでしたが、この時日が差していたので、カワウは濡れた翼を広げて乾かしているようでした。



カモによく似ていますが、カンムリカイツブリという種類です。これも魚を捕まえて食べます。


セグロセキレイです。水辺だけでなく、街中でもでよく見かける普通種ですが、実は世界中で日本にしかいない固有種です。


最後はオオバンという水鳥。水中にもぐって水草などを食べるようです。観察していたのは10分ぐらいの時間でしたが、結構いろいろ見られました。カワセミの声も聞こえたし、じっくり探せばもっと種類は増えそうです♪