郷土のおやつ

笹が大きくなってきたこの時期に作られる、郷土のおやつを紹介します。

山形県民、もしくは東北の方々にはなじみのある笹巻き(写真)。

「ちまき」や「笹もち」とも呼ばれているのを聞いたことがあります。

一般的には5月の節句にむけて笹巻き作りが行われるそうですが、この辺りでは月遅れの6月5日頃に作るのだそう。

そもそも、雪解けが遅い地域である故に笹の葉が5月までに大きくならないのだそうです。

イグサと大きな笹の葉3枚をつかってもち米を包み、もち米が膨らむまでゆで上げます。

食べるときは砂糖とひとつまみの塩を加えたきな粉をまぶして食べるの一般的。

砂糖醤油で食べてもおいしいです。

 

山形県内ではほとんどの地域で作られていますが、包み方やイグサの結び方に地域性や家庭ごとの伝統があっておもしろいです。

 

一方こちらは「なた巻き」というおやつ。なまって「なだまぎ」と呼ばれているのをよく耳にします。もち米を粉末にしたもの(もち粉)を砂糖と醤油で味付けをし、笹の葉2枚で包んで蒸して作ります。笹巻きと違い、ゆでるのではなく蒸すのがポイント。くるみが入っている場合も多く、くるみ柚餅子のような食感のおやつです。

初めてみたときは、映画「となりのトトロ」に出てくるトトロからの贈り物(木の実)みたい!と興奮したのを覚えてみます。もしかして、このなた巻きがモデルだったりして....なんて思ってみたり。

 

このなた巻きというおやつは山形県全域で作られているわけではなさそうです。

うーん、食文化は奥が深いですね~...

 

 

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コメント: 2
  • #1

    おせっかい (火曜日, 14 6月 2016 22:52)

    ちなみに「ささまき」や「なたまき」を結んである稲穂の芯の部分は「ミゴ」と呼ばれているようです。

  • #2

    やまさぁーべ 野木 (火曜日, 21 6月 2016 21:49)

    「ミゴ」というのですね!いろんな呼び方があるのでしょうか、初めてお聞きしました。
    結ぶ素材にも地域性があっておもしろそうです。