「OSINの会」と「調査の機材」の話

さてさて、昨日のブログで読者の方から生きもの系だけでなく文化系の話題も!というリクエストを頂きました。うれしいですね♪いつも読んでいただいている方がいると思うとやる気が出ます。このブログは館長佐々木が書いていることが多いのですが、どうしても得意分野に偏りがち。でも大江町には素敵な文化がいっぱいあります。頑張って発掘して情報発信していきます!でも今日のブログには間に合わなかった…。でも、ちょっと切り口を変えた話題も書いてみます。


さて、今日の本題は調査機器の話題ですがその前に、友好団体のご紹介を。今日は町内で活動するOSINの会という団体の総会に出席させていただきました。OSINの会は、正式名称は大江町就農研修生受入協議会といいます。大江町の本郷地区を中心に、地元農家の方が新しく農業を始めたい若者を研修生として受け入れ、大江町の農家を増やしていく活動をしています。発足から3年、家族を含めるとすでに30名を超える移住者を生み出していて、しかも脱落者0というすごい団体です。おそらく、県内では新規就農者の受け入れ団体としてNo.1の実績を持っていると思います。今年度は3人が研修を終えて独立。さらに5人の研修生と農業分野の地域おこし協力隊員1名を受け入れ、ますます盛り上がっているようです。これから農業を!と考えている方はぜひ→コチラ(外部リンク)をクリックしてみてください。やまさぁーべの周りで山菜作ってくれる新人農家さん、来てくれないかな~!

かくいう館長佐々木も、新規就農するために東京で開催された新農業人フェアというイベントでOSINの会と出会ったのが大江町に移住してくるキッカケだったのでした。結局就農はせずにやまさぁーべの館長になったわけですが、やまさぁーべで提供しているスモモ狩りのプログラムはこのOSINの会の会長さんの農園でやらせてもらっていますし、先日の大学生向けのプログラムの講師を副会長さんにお願いしたりと、いろいろ協力してもらっています。


さて、写真の話題の方です。こっちが得意分野(笑)最近購入した調査用の機材をご紹介します。写真はバットディテクターという機材。コウモリを探したり、種類を調べたりするための機材です。コウモリは障害物や獲物となる昆虫に超音波をぶつけ、その反射音を聞いて場所を特定しています。暗闇でも自在に飛べるのはそのおかげです。この超音波を、人間でも聞こえる周波数に変換してくれるのがバットディテクター。ナイトウォークのプログラムでこれから活躍しそうです。

そして、こちらも今日届いたばかりの機材。野生動物を撮影するためのセンサーカメラです。野生動物は、夜行性の種類が多く、また警戒心が強いので姿を直接見ることはなかなかできません。そこで、彼らの通り道にこの機材をかけておくと、赤外線センサーで動物を感知して写真やビデオを撮影できるというものです。やまさぁーべの周りにはタヌキやアナグマやカモシカがすんでいますし、もっと山奥に行けばツキノワグマもいます。そんな動物たちを撮影して、お客様に見てもらいたいな~と考えています。