今日は根雪が残るやまさぁーべの裏山に登ってみました。雪解け後は草が押しつぶされて藪がなくなっているので、動物の痕跡や、春植物の観察がしやすいです。それと、タイトルの通り、ちょっと嬉しいことがあったのでその後報告。
南向きの明るい斜面は、ほとんど雪が融けてカタクリがいっぱい咲いていましたが、沢沿いやスギ林の中など薄暗い場所ではまだ少し雪が残っています。
まず見つけたのはキクザキイチゲの花。先日のブログでご紹介したアズマイチゲに近い仲間ですが、花の色がこちらの方が少し薄紫色をしています。でも花の色は地域によって差があるので決定的な見分けポイントになりません。決定的に違うのは葉っぱの形。アズマイチゲより葉が深く切れ込んでいます。
こちらは雪解けの後に残っていたウサギの糞と毛。白い毛の塊が所々に落ちていました。ぺったんこにつぶれていたので、雪の下にずっとあったものが、雪が融けて出てきたようです。これだけあちこちに塊でウサギの毛が落ちているのは生え代わりではなさそう。おそらく、クマタカに襲われた跡なのでしょう。
そして嬉しかったのはコレ!!先日のイベントで設置した巣箱に、狙い通りヤマガラが来ていました。残念ながらお客さんがかけてくれた巣箱ではなく、スタッフが試験的につけたものでしたが。でも他の巣箱も期待できそうです。まだ本格的な巣作りというよりは、物件選びの段階と思われます。