青空と雪景色と小さな生きもの

・昨日に引き続いてとってもいいお天気。青空が広がりました。昨日と違うのは気温。ちょっとびっくりするぐらい暖かい!最高気温は10℃近くになっていたと思います。あんまり気持ちいのでかんじきを履いて裏山に登ってみました。

・沢沿いはスギ林で薄暗い感じでしたが、尾根まで登ると明るい雑木林が広がっていました。夏は葉っぱがあって、あまり眺めはよくないのですが、冬は見通しが良くてとっても気持ちがよかったです。帰り道は、夏なら「崖」とも思える急斜面をお尻で滑って降りました。これも冬の山登りならでは♪

・真っ白な雪面には動物の足跡がたくさん。ウサギ、タヌキ、テンなど。雪の割れ目からはヤマドリが飛び出してびっくり。ちょっと面白かったのはミソサザイとヒガラがさえずっていたこと。野鳥は同じ種類でも何種類か鳴き声を持っています。さえずりは繁殖期の鳴き方で、オスがメスを呼ぶラブコールです。これを聞くと春の訪れを感じてしまいますが、天気予報では2~3日でまた冬らしい天気に戻るようです。

・足元にも小さな生きものがたくさんいました。トビムシという昆虫に近い生きものです。いろいろな種類がいますが、大きいものでも5mmほど。危険が迫ると、その名の通りノミのようにジャンプして逃げます。雪の上に生える藻類などを食べて生活しています。何もいないように見える雪面にも、実は命があふれています。