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・オープンセレモニーから一夜明け、祭りの後の寂しさを感じつつも後片付け…と思いきや、新聞見たよ~なんてお問合せのお電話、ちょっと見学させて~なんて来館者、今後の連携を相談したい!なんてありがたいご相談も。寂しさを感じる間もなく忙しい一日でした。
・本日の写真は、お月様バックにしなだれるクルミの花。シルエットだけ見ると、なんだかコケかシダが生えたジャングルの木みたいで面白かったのでパシャリ。
・おかげさまで、大江町山里交流館やまさぁーべは、本日グランドオープンを迎えることができました! 写真は、テープカットの代わりに薪割りでオープン祝い。左から、宮城県亘理町長、大江町長、山形県知事、大江町議会議長、さわらび会代表理事です。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます!
・午後からの山里体験プログラムでは、子どもたちを連れて近所を散策。スミレを観察し、池でイモリを取って、サンショウウオの卵を触り、シマヘビを首に巻きました。葉っぱの叩き染めも大成功♪ 盛りだくさんのプログラムでした。
・明日はいよいよ大江町山里交流館やまさぁーべのグランドオープン! 今日はセレモニーの準備に追われました。セレモニーのご参加は来賓と会員限定ですが、13:30からの一般向け館内見学会【参加無料、定員なし】、および14:00からの山里体験プログラム【参加無料、定員20名】はどなたでもご参加いただけます。ぜひ遊びに来てください!
・日に日に見られる花の種類が増えています。林の中を歩いて見ると、ショウジョウバカマが咲いていました(写真)。野草としては、比較的大きくて目立つ花をつけます。
・川沿いを歩いていたら、今シーズンのヘビを発見! 立派な大きさのシマヘビでした。気持ちよさそうに日向ぼっこをしていましたが、ちょっと邪魔して、むんずと捕まえてみると、とても大人しく、咬んでくることもありませんでした。
・バナナのような形をしていますが、もちろんバナナではありません。透明な袋の中につぶつぶが見えます。トウホクサンショウウオの卵です。4/19にはク ロサンショウウオの卵を紹介しましたが、見た目は大分違います。でも大人はそっくりで見分けるのがなかなか難しい生きものです。
平成27年4月25日(土) 葉っぱのようなお花
・鮮やかに黄緑色の葉っぱが芽吹いているな~。双眼鏡で覗いてみると…んん? 葉っぱではなく花でした(写真)。どうやらカエデの仲間のお花のようです。たぶんイタヤカエデかな…間違ってたらごめんなさい。
・今季初、オオルリの♂を目撃♪ 真っ青な美しい鳥で、日本三鳴鳥の一種に数えられる歌声の持ち主です。歌声と言えば、今日はツツドリが鳴いていました。ポポーポポーという鳴き声はフクロウの仲間のようにも聞こえますが、カッコウやホトトギスの仲間です。
・ここしばらくの陽気で雪もだいぶ融けてきたので、ちょっと沢沿いに山を歩いて見ました。せわしなく鳴いていたのがミソサザイ(写真)。一羽が鳴くと、隣の縄張りの一羽もチリリリリ!! メスへのラブコールと、他のオスへの縄張り主張の意味があります。
・同じ沢沿いでは、ブナが芽吹き始めていました。これから一気に緑が増えていくことでしょう。
平成27年4月23日(木) 萌え
・一昔前になるかもしれませんが、「萌え」という言葉が、「可愛らしい」という意味で使われることが流行っていましたね。でも、本来は今日の写真のような光景を指す言葉です。やまさぁーべの川向こうの山は、新芽が芽吹き、ヤマザクラが咲いているのも見え、まさに萌えていました。
・夜は指定管理者さわらび会の役員会。29日のオープンセレモニーの打ち合わせで遅くまで議論しました。お越しいただく皆さんに、楽しい時間を過ごしていただけるよう、急ピッチで準備を進めています。
平成27年4月21日(火) 長生きする?
・久しぶりに朝からいいお天気。風はひんやりとしていましたが、日向ではモンシロチョウやテングチョウが飛んでいるのを発見! テングチョウや4/12に紹介したシータテハは成虫越冬なので、冬でも暖かい日には飛ぶことがあります。でも、モンシロチョウは春になってさなぎから出てくる虫なので、桜と同じように、季節の進み具合のバロメータになります。
・今日の写真は林の中に咲いていたエンレイソウ(延齢草)です。花が咲くまで10年かかる長生きの植物だからとか、漢方薬の原材料になるからとか、名前の由来は諸説あるようです。木漏れ日のスポットライトが当たってとても綺麗でした。
・☆お知らせ☆明日は休館日です。
平成27年4月20日(月) 出るかな出るかな~
・今日はきのこのコマ打ちをしました(写真)。植えたのはナメコとシイタケ。収穫は2年後です。たくさん採れるといいな。楽しみです。
・夜は料理が得意な奥様方に集まっていただき、29日のオープンセレモニーの料理の打ち合わせ。山菜料理のアイデアがたくさん飛び出しました。セレモニーは会員と来賓だけでの開催ですが、午後の館内見学会と山里体験プログラムにはどなたでも参加できます!ぜひお越しください。
平成27年4月19日(日) 水の中に白い塊
・やまさぁーべ周辺を散策中、池の水の中に白い塊を3つ発見。おぉ~!! クロサンショウウオの卵嚢だ~!! 先日はこの池にアカハライモリが泳いでいるのも見ました。この池にはいろんな生きものがいるようです。
・昇降口前で除雪作業中、林の中からキビタキの声が聞こえてきました。黒い背中と濃い黄色の胸のコントラストが美しい、バードウォッチャーに人気の夏鳥です。中国南部や東南アジアから、長い長い旅の末にやまさぁーべまでたどり着きました。
平成27年4月18日(土) 穴ぼこいっぱい
・今日は風の強い一日。朝から夕方まで、林の木がゴォーゴォー音を立てながら揺れていました。
・校舎の壁をよく見ると、丸い穴がいっぱい空いています(写真)。これは、アオゲラという緑色をした大きなキツツキが空けたあなです。人気(ひとけ)のない建物の木の壁を見つけると喜んでつつきに来るのだとか…。困りものですが、実はこの鳥、日本固有種と言って、世界的には日本でしか見られない珍しい鳥なんですよ♪
※さて、穴は何個あるでしょう? 写真をクリックすると拡大します。
・山の天気は変わりやすい。朝は小雨でしたが、夕方には青空が広がりました。
・今日の写真は日向ぼっこ中のカナヘビ(写真)。近寄ってもあまり逃げません。冬眠から目覚めても、元気に動き回るにはまだまだ寒いようでした。
平成27年4月16日(木) 雪解け
・ここ2~3日で、校庭の雪が急速に減っています(写真)。10日前にはここをかんじきで歩いたのですが…。雪国の春は一気に訪れますね。雪が解けると、壊れた柵や流されてきた土砂など、それまで見えなかった問題もいろいろ見えてきます。なにしろ10年使っていない廃校。グラウンドの整備もなかなか骨が折れそう。でも、野の花いっぱいの原っぱにしたいな~、あそこは池かな、あっちには地元の木を植えよう、などと夢が膨らんだりもします♪
平成27年4月14日(火) 木がいっぱいのエントランス
・今日は建物の中をご紹介。木材がいっぱい使われたエントランスです(写真)。大江町は「西山杉」というブランド杉材の産地で、品質の良い木材が作られています。
・職員室で仕事をしていたら、そとからホケキョ!と春告鳥(ウグイス)が鳴いていました。今シーズン初記録。やっぱりいい声ですね♪ 他にも、カルガモやキセキレイなど、冬にはあまり見なかった鳥が増えてきています。
・☆お知らせ☆明日は休館日です。
平成27年4月13日(月) 体育館の上から
・今日は屋根の点検で体育館の上に上がりました。雪の多い地域らしく、三角の屋根の学校です。上から見てみて、つくづくオシャレな作りの建物だなぁ思いました(写真)。
・夕方、昇降口前の林からヒーヒーと高い鳴き声が。トラツグミの声です。夜に鳴くことが多いので、地獄鳥とか幽霊鳥とか縁起の悪い呼ばれ方をすることもあるようですが、私はきれいな声だなぁ…と思ってしまいます。
平成27年4月12日(日) 今季初! チョウチョ発見!
・昨日と打って変わって暖かい一日。きっと生きものも動き出しているはず…。外に出てみてまず見つけたのがシータテハというチョウでした(写真)。成虫で冬を越して、暖かくなるとまた飛び始めます。
・4/5にお客様と山菜のカンゾウを摘んだ場所には、今日はキバナノアマナが咲いていました。春の短い期間だけ咲く黄色くてかわいらしい花です。
平成27年4月11日(土)
・校庭脇の水路の土手に「たくさん出ていたふきのとう(写真)。こんなに大きくなっちゃうと、食べごろは過ぎてしまっていますね。こうなったら、花として愛でて楽しみます(笑)
・4/6に左沢上空にサシバが飛んでいた話題を書きましたが、今日はやまさぁーべの周りの林から鳴き声が聞こえました。この近くでも巣作りしてくれるかな?楽しみです♪
平成27年4月10日(金)
・夕方、校庭周辺の林を歩いてみたら、つぼみをつけたカタクリがたくさん見られました(写真)。明日は雨との予報。明後日には咲くかな~。楽しみです。
・校庭の雪の上にポツンポツン落ちている丸いもの。トウホクノウサギの糞です。そこらじゅうに落ちています。そうとうたくさんウサギがいるのでしょうか…。まだ一度もお目にかかったことはありません。
平成27年4月9日(木)
・今日はやまさぁーべの指定管理者であるさわらび会のミーティングでした。地元の人たちが集まって、これからここをどうしていくか、議論が白熱します。
・その会議の脇で、きれいに咲いていた大江町特産品の啓翁桜(けいおうざくら)の花(写真)。オープン前に開催した地元お披露目会で頂いた枝が今満開になっています。
平成27年4月7日(火)
・午前中は少し小雨の降る肌寒い天気でしたが、夕方前には気持ちの良い青空が広がりました(写真)。
・校庭の周りを歩いていると、頭の上の木の枝で小鳥の群れがにぎやかに遊んでいました。どうやらコゲラとコガラの混群のようです。雪が減ったせいか、ここ最近、野鳥の数が増えてきているように感じます。
・☆お知らせ☆明日は休館日です。
平成27年4月6日(月)
・建物の中は暖房が効いているので、冬眠のために隙間に入り込んでいたテントウムシたちが動き出します。「外に出たいよ~!」と言わんばかりに窓にいっぱい集まっていたので少し隙間を開けて逃がしてあげました。
・写真はカメノコテントウとテントウムシ(ナミテントウ)。カメノコテントウは大きなテントウムシです。館長佐々木が12月まで住んでいた埼玉ではあまり見られなかった虫なので、出会えてとっても感動しています。
・左沢上空では渡り鳥サシバが3羽舞ってました。お帰り~!
・今日はやまさぁーべ初となるお客様がやってきました! しかも埼玉から日帰りで! 埼玉県鴻巣市の学習塾アカデミアの皆さんです。
・内容は盛りだくさん。カエルに触って、山菜を取って、ひっぱりうどんを食べて、かんじきトレッキングをして、染物とアイスクリーム作り。ちょっと詰め込み過ぎたかも(笑) 染物には七軒地区にたくさん植えられているスギの葉っぱを使いました(写真)。今日はTUYの取材も付きっきりだったし、 やまさぁーべとしても、いい経験+実績作りができました。本当にありがと~!!
平成27年4月4日(土)
・お日様の光が降り注ぐとっても暖かい一日。夕方になって、そういえば今日は暖房付けてないね、なんてスタッフで話していました。
・川の土手にはフクジュソウがたくさん(写真)。山付きの斜面にはアズマイチゲの花も咲いていました。そして、昨日の予想通り、池には産みたてほやほやのヤマアカガエルの卵が。やっぱりね~! 他にもヒガシニホントカゲやカメノコテントウが日向ぼっこしていたり、生きものたちが活発になっているのを感じました。
平成27年4月3日(金)
・週末のプログラムの準備で買い出しに大忙しの一日。何しろスタートしたばかりの施設で、道具もまだまだ足りてません。片道30分以上かかる買い物を2回も往復…。落ち着くまでは大変です(笑)
・その買い出しの途中、発見したのがヤマアカガエル(写真)。そういえば今日は朝から雨。このカエルは、まだ雪の残る早春に水辺に集まって卵を産みます。見に行きたいけど…夜に田んぼを歩くと地元の人に心配されそうなのでやめときました。行きたいな~。
平成27年4月2日(木)
・まだ真っ白な“やまさぁーべ”の校庭。斜面のヤマネコヤナギにはふわふわの花芽がついていました(写真)。また、週末のガイドウォークの下見で施設の周りを歩いて見ると、アサツキやふきのとう、カンゾウなどいろいろな山菜を発見。これが旨いんです☆
・“やまさぁーべ”のことを新聞で読んで、河北町からご夫婦が見学に来てくださいました。嬉しいですね~! 館内をぐるっと一周ご案内しました。
平成27年4月1日(水)
・本日、大江町山里交流館やまさぁーべのプレオープンを迎えることができました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。まだ手入れの行き届いていないところがたくさんありますが、一歩一歩進んでいきたいと思います。
・写真は、常駐スタッフの辞令交付式の後に、昇降口で撮ったもの。左側3名が常駐スタッフ(一人小さいのも混じっていますが…)です。
・この「やまさぁーべ便り」では、出来る限り毎日、その日の出来事をお知らせしていきます。
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