やまさぁーべ便り 平成27年12月

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平成27年12月27日(日)シジュウカラが来た!

・いよいよ、今年最後の開館日となりました。4月にオープンしてから本当にたくさんの皆さんに支えられ、たくさんのお客さんに来て頂きました。心より感謝申し上げます。

・さて、最後の最後にドカッと降りました。夕方の時点で積雪10~15cmといったところでしょうか。七軒地区にしてはまだまだ序の口といったところかもしれません。昨日からお泊りだったOSINの会の皆さん。関東から見学に来ていた就農希望者の女性陣は雪に大喜び♪ 雪だるまを作ったり、かんじきで歩いてみたり、山形らしい冬を少しだけ体験してもらいました。

・写真は12/24にもご紹介したバードケーキのリース。左上にシジュウカラがとまっています(写真をクリックるすると拡大します)。忙しい仕事の合間、スタッフの癒しになっています♪

・☆お知らせ☆やまさぁーべは、明日から休館となります(明日は大掃除のため、スタッフがいる時間もあります)。来年は1/4からの開館です。それでは皆さん、よいお年を!!!



平成27年12月26日(土)新規就農者

・2015年最後のお客様が来館。大江町就農研修生受入協議会(OSINの会)の皆さんが泊まりに来てくれました。今回は、関東方面から来た就農希望者の皆さんを受け入れての現地見学会の懇親会とのこと。山菜料理や、スモモ農家ならではのスモモ入り焼酎など、美味しい料理と飲み物がズラリ。会長さんが打った手打ちそばも振る舞われました。来年もたくさん移住者が増えるといいですね♪



平成27年12月25日(金)嫌われ者

・メリークリスマス! 皆さんのお家にはサンタさんは来ましたか? 巷は楽しいクリスマスのはずですが、やまさぁーべスタッフは明日にも降りそうな雪の対策と年末の事務仕事に追われる大忙しの一日でした…。

・やまさぁーべも、皆さんのお家も、そろそろ大掃除の季節。山形の大掃除と言えば、写真の生きものとの戦いも定番です…。カメムシです。この辺りでは、「へくさ虫」と呼ばれ、捕まえると臭いを出すのと、越冬のために家の中に入ってくるので嫌われ者になっています。写真には、この辺りで多い細長いのと、丸いのと、2種類のカメムシを載せてみました。細い方がメス!なんて思っている地元の方もいるようですが、れっきとした別種。左はオオトビサシガメ、右はクサギカメムシという種類です。生態も全く違い、前者は肉食性で他の昆虫を捕まえて体液を吸います。後者は植物の汁を吸います。確かに、捕まえるとどちらも臭いを出すのですが、面白いのはオオトビサシガメの方。フルーツのようないい匂いがするのです…。ホント、ホント。少なくとも館長佐々木はそう感じます(笑) ちなみにアメンボは捕まえると飴のような臭いがするのが語源ですが、これも実はカメムシの仲間。ひとくくりにカメムシといっても、色んな臭いの種類があるわけです。もし、試してみたいという変わり者がいたら要注意! オオトビサシガメは捕まえると刺すことがあるので、割りばしなどでつまんでくださいね♪



平成27年12月24日(木)クリスマスイブ

・12/8の記事で、バードケーキ(野鳥のエサ)をつけたリースを飾りました、とご紹介しました。グラウンドのエサ台同様、こちらもなかなか鳥が来てくれなかったのですが…今日確認すると、つついた跡が(写真)!赤い実を付けた白い部分がエサなのですが、真ん中のものが欠けているのが分かりますか?作ったスタッフも嬉しいですが、食べ物が少ないこの時期、鳥たちにとっては一足早いクリスマスプレゼントになったはず♪ どんな種類が来ていたのかまでは確認できていません。観察を続けてみたいと思います。



平成27年12月23日(水祝)オオイヌノフグリ

・例年になく積雪が遅い今年、お休みに入ったやまさぁーべの畑にお花が咲いていました。とはいっても気付いたのが夕方だったので閉じかけでしたが…(写真)。オオイヌノフグリです。小さい花ですが、青い色は自然の中では目立つので咲いているとすぐわかります。他にも、ウシハコベやミチタネツケバナなどの花を発見。いずれも、春に多く見られる花ですが雪がないのと、今日は天気がよかったので咲いてしまったようです。

・やまさぁーべ裏の山からイカルの声がよく聞こえました。黄色くて大きなくちばしが特徴的な鳥です。鳥のくちばしは食べ物の種類に合わせて細かったり、長かったり、カギのように曲がっていたり、様々に進化しています。イカルの場合はペンチにたとえられますが、固い木の実を割ることができる丈夫なくちばしです。写真は…今日は撮れなかったので、いつか撮れたらご紹介します!



平成27年12月22日(火)校歌

・やまさぁーべの前身、七軒西小学校。120年以上の歴史を持つ小学校でしたが、卒業生の方に聞くと一つ変わったエピソードを持っているとのこと。全国的にも珍しい、校歌がない学校だったのだとか。体育館には校歌の歌詞が飾られていますが、これは休校になる少し前にできたばかりの校歌で、ほとんどの卒業生の方は歌えないのだそうです。なぜ、校歌がなかったのか…その理由は分かりません。卒業生の方、ご存知でしたら理由を教えてください♪

・☆お知らせ☆これまでは、やまさぁーべのFAX番号は電話番号と同じでしたが、独立した番号(0237-84-0013)になりました。電話番号はそのままです。よろしくお願いいたします。



平成27年12月21日(月)巣箱

・12/1の記事で、グラウンドの端に野鳥のエサ台を設置したことをご紹介しました。今日、そこに野鳥が来ているのは初めて確認! うれしー!! シジュウカラとヤマガラの群れでした。美味しそうに餌をついばんでいる様子はとてもかわいらしいです。もっともっと種類が増えるといいな♪

・さらに、本日は野鳥の巣箱を作りました(写真)。実は、エサ台を設置したのも巣箱を作ったのも、2月に計画している親子向けの野鳥観察会のため。まだ企画段階ですが、2/11(木祝)に巣箱作り&バードケーキ作り&バードウォッチングといった内容で開催する予定です。近く募集を始めます。乞うご期待!

・ちょっと打ち合わせがあって、地元の方のお家にお邪魔しました。その時に出していただいたジュースに感動。手作りのヤマブドウジュースだそうです。旨い!! 絞ったあと、発酵させて味を良くするのだとか。うーん、その技、盗みたい…。そんな簡単にはできないか。いつか先生にお招きしてイベントしたいな、なんて思いました。



平成27年12月20日(日)そこに生きものがいた跡

・昨日、裏山に登った時のお話の続きです。登山道を歩いていると、2~3m先の藪の中からバタバタバタと大きな音がしてビックリ!ヤマドリの群れが隠れていたようです。ヤマドリという名前は、“山にすんでいる鳥”の総称ではなく、キジに近い鳥の種名です。夏は単独で行動することが多いですが、冬は群れを作ります。尾が長いオスが1羽と、短いメスが3~4羽いたようですが、すぐに山奥に入ってしまったので写真は撮れず…。とても綺麗な鳥です。
・スギの木…なのに、根元にクルミの殻がいっぱい落ちてる…。ははぁ、この辺にクルミを運んできてお食事をした生きものがいたようです。写真には、真っ二つにに割れたクルミの殻と、割れずに横に大きく穴があいている殻が写っているのが分かるでしょうか(写真をクリックすると拡大します)。前者はニホンリスの食べ跡、後者はアカネズミの食べ跡です。リスはクルミのつなぎ目を少しだけかじって、歯を差し込み、上手に二つに割りますが、ネズミはガリガリと根性で穴をあけて食べます。



平成27年12月19日(土)山のめぐみ

・やまさぁーべの裏山に登ってみました。登山道沿いに最近切ったばかりだろうと思われる枝が、所々に積んであるのをみつけました(写真)。枝先にぶら下がった枯葉や樹皮などをよくよく見てみると、どうやらヤマモミジやウリハダカエデなどのようです。これらのカエデの仲間は、材が柔らかくしなやかなため、かんじきの材料などに使われます。なるほど、地元の方が冬を迎える準備をされていたわけですね。山のめぐみを上手に使う生き方、素敵ですね♪

・その積まれていた枝先の分かれ目には、イラガの繭がついていました。2cmぐらいの大きさで、少し細長くしたボールのような形。この繭は非常に硬く、日本に生息する昆虫の中で最も頑丈と言われることも。幼虫の時は触ると刺されてとっても痛いのですが繭は大丈夫♪ 模様が一個一個違って面白いので、見つけるとちょっとだけ嬉しい冬の自然観察ネタです。



平成27年12月18日(金)銀世界

・昨日の記事でも書いた通り、雪が一晩中降り続きました。でも朝は青空が見えて明るい感じに。こうなると本当に景色が美しい!! 雪化粧とはこのことです(写真)。でも午後には大分融けてもとの風景に戻りました。

・今日は寒河江のショッピングセンター“フローラ寒河江SAGAE”で開催された西村山総合開発委員会研修会に、館長佐々木を講師として呼んでもらいました。寒河江市、大江町、朝日町、西川町、河北町の役場の方や消防隊の方などが参加者で、テーマは「生物多様性と生態系サービスで地域おこし」。やまさぁーべの活動をご紹介するとともに、エコツーリズムで地域振興をするためには、野生の生きものがたくさんくらす地域本来の自然を再生していくことが大切だ、というお話をしました。やまさぁーべの周りには自然がいっぱいですが、細かく見ていけば、やっぱりいろんな問題があります。川のつくり方、山のつくり方、農地のつくり方…そして住民や企業、行政の関わり方。自然と人がWin-Winの関係でいられるまちづくりを提案していくことも、やまさぁーべの使命の一つだと思って日々精進します!

・やまさぁーべにも先日やっとAED(※いわゆる緊急時の心臓電気ショッカーです)が設置になったので、館長以外のスタッフは、救急救命とAEDの使用法に関する講習会に参加してきました。人工呼吸や心臓マッサージといった救急救命は、毎年のように検討が加えられてやり方がどんどん変わっていくので定期的に受講することが大切。「心臓マッサージなんて運転免許の教習所以来だ~」なんて事務スタッフもおりましたので、大変勉強になりました。

・☆お詫びと訂正☆12/13の記事の記事でご紹介したエコプロダクツ2015の来場者数を訂正しました。大変失礼いたしました。



平成27年12月17日(木)ゆーきやこんこん

・全国的にも記録的に遅いようですが、やまさぁーべの周りでもこれまで積雪がありませんでした。でも今日は結構しっかり降っています。写真は昼頃の様子で、まだ昇降口前も地面が見えていますが、この記事を更新している18時ではうっすら白くなっていました。2~3日降り続く予報なので、近く、今シーズン初の除雪作業となりそうです。

・今日は地元にすむおじいさんがひょっこり職員室に遊びに来てくれました。御年90歳。でもまだまだ現役バリバリで農作業や山仕事をこなされています。昔は今の校庭の位置にも家が2~3軒あったとか、冬は馬にそりを引かせて木炭を売りに行ったとか、あの向かいのスギ林は畑や田んぼだったとか…正に生き字引ですね。すごく面白いお話を聞かせていただきました。これを読んでいるアナタも! 特に要がなくても全然構いません! お時間があれば、ひょっこり遊びに来てください。暖かいコーヒーでお出迎えします♪



平成27年12月15日(火)高い所から

・積雪の季節に向けて、点検のためにやまさぁーべの屋根に上りました。ただでさえ高台に建っているやまさぁーべの屋根の上。怖いいい…。 でも、その分遠くの山までよく見えて気持ちがよかったです(写真)。そんな人間のはるか上空をクマタカが鳴きながら悠々と飛んでいました。

・指定管理者さわらび会の役員会を開催。地元の皆さんで構成されたメンバーでこれまでの運営状況の振り返りと、これからのことを話し合いました。もっともっといい施設にできるよう頑張ります!

・☆お知らせ☆明日は休館日です。



平成27年12月14日(月)新聞記事

・やまさぁーべの周りにはコウモリがくらしています。今夜もコウモリの鳴き声が聞こえてきました。あれ?コウモリの声って超音波だから人間には聞こえないんじゃないの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。その通りなのですが、実はヤマコウモリ、ヒナコウモリ、オヒキコウモリといった種類は鳴き声が低く、人間の耳に聞こえるのです。暗くて姿が見えないので残念ながら特定まではできていません。余談ですが、いくら低い声とは言っても「コウモリにしては」ということであり、かなりの高音です。人によっては(特にご高齢の方には)聞こえにくくなることがあるようです。

・写真はやまさぁーべや、やまさぁーべが会場になったイベントが紹介された新聞のスクラップ。結構たまってきました。月末にはTUY(TBS系列)の特番でご紹介いただけるかも…というお話も頂いています。ありがたい限りです。



平成27年12月13日(日)朝日町宇津野地区の皆さん

・朝日町の皆さんが見学のために来館しました。設置したばかりの薪ストーブに火を入れて温まってもらったり、やまさぁーべmini水族館で生きものを見てもらったり。また、施設運営についての苦労話やこれからの夢など、いろいろなお話をしました。写真は自炊用に設備を整えた理科室を見学している様子。お隣さん同士、協力しながら山形の魅力を発信していきたいなと思いました♪

・昨日、一昨日のお話ですが、東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2015(外部リンク)というイベントに視察に行ってきました。「日本最大級の環境展示会」ということで開催3日間の来場者数は約1万7千人(※12/18訂正:17万人)とのこと。企業、大学、自治体、NPO・NGOなど多くの団体がブースを出展し、活動のPRを行っていました。もちろん、山形県内から出店したブースもありましたよ♪ とっても刺激を受けて帰ってきました。来年は、このホームページで「やまさぁーべの出展報告」ができるといいな~♪



平成27年12月12日(土)あどぼい日記

・12月12日は「山の神の日」。山の神様が山の木を数える日だから、今日は山仕事に行ってはいけない。さもないと自分も山の木の1本に数えられてしまい帰ってこれなくなってしまう。山と共に生きる人々の間ではそんな言い伝えが今も大事にされています。その影響でしょうか、今日はやまさぁーべを訪れるお客さんが...。

・やまさぁーべがある大江町七軒地区の魅力を発信する地域新聞”あどぼい日記”が11月より発行されています(写真)。やまさぁーべで開催されたイベントや施設近くのおもしろスポット等も掲載されています。職員室前のチラシコーナーにありますので、ぜひご覧ください!



平成27年12月11日(金)工事月間

・4月にオープンしてから、あっという間に8ヶ月が過ぎ、多くの方々にご利用いただきました。12月は、薪ストーブ設置や屋根の修繕など、工事月間となりました。もっと楽しく、より快適に利用できるようにしていきたいと思います。

・今日は一日中雨。静かなグラウンドに雨音が響き渡ります。よーく耳を澄ませると、雨音の中に鳥のさえずりが「ツーツーピィー、ツーツーピィー」と聞こえました。スギの木にシジュウカラが集まっていました。バードフィーダー周辺にはカケスの群れも見つけました。事務仕事の合間にちょっとリフレッシュできました。

 



平成27年12月10日(木)季節外れのふきのとう

・グラウンドの端っこに、季節はずれなものを発見。ふきのとうでした(写真)。普通、ふきのとうと言えば春の訪れを告げる山菜です。おいおい、今、12月入ったばかりだけど…? 図鑑にも、出るのは4~5月と書かれているし、地元の自然に詳しい方に聞いてみても、あまり見たことがないとのこと。でも、インターネットで調べてみると、秋に出ることもあるるとの記述が見つかります。おそらく、ふきのとうは秋~冬の間も顔を出すことがあるのだけれど、この辺りは雪が多いので、普通は隠れていて見えないという事なのでしょう。今年は積雪が遅いのでちょっと珍しいものを見る事ができました。ちなみに、ふきのとうは「フキ」という名前の植物のつぼみです。虫媒花(ちゅうばいか)といって、虫に花粉を運んでもらうために花をつけます。受粉後は茎を高く伸ばし、タンポポのように綿毛でタネを飛ばします。こんな時期に虫はほとんどいないし、受粉できて茎を伸ばしても雪につぶされてしまうののだけれど…。このまま春まで我慢ができたら子孫を残せるかもしれないので、今日のところは摘まずにそのままにしてきました。自然の中を歩いていると、必ず何かしらの発見があって飽きることがありません♪



平成27年12月8日(日)バードケーキ

・例年の12月はもう雪が積もっているようですが、今日は午後から日差しが出て、ひなたはポカポカしています。

・さて、鳥のエサ台に引き続き、今日は“バードケーキ”のリースを作ってみました!写真の白い餅のような部分を鳥がつついて食べられるようになっています。小麦粉・砂糖・ラードを混ぜ合わせ、練り餌さにしてクルミにくっつけて、赤い実をトッピング。リボンや毛糸のボンボンも付けて明るく可愛いリースができました。

・バードケーキもエサ台同様、冬の餌が乏しい時期だけにしましょう。野生本来の生活は大事にしてあげてください。冬だけのお楽しみです。お庭に飾って、鳥たちが遊びに来てくれるのを窓からそーっと覗いて、バードウォッチングを楽しみましょう。

・★お知らせ★明日は休館日です。



平成27年12月7日(日)クリスマス薪棚

・今日は戸沢村の地域おこし協力隊の鈴木さんが施設の見学にきてくれました。鈴木さんも廃校を活用しての地域振興を考えているとのことで、話がとても弾みました。実はやまさぁーべ館長の佐々木も地域おこし協力隊です。仲間がいろいろな場所で活動しているのは嬉しいですね♪ 協力隊の詳しい説明はコチラ(外部リンク)

・本日の写真はクリスマスツリーならぬ、クリスマス薪棚。先日開催されたイベントShakeLabで地元のグループ若者会が出展した作品をそのまま置いてもらっているものです。12月になったということで、クリスマス風にアレンジしてもらいました。薪棚の目的は燃料を保管するための棚なのですが、ちょっと工夫すれば素敵なオブジェになりますね。ちなみに大きい方から、大朝日岳、小朝日岳、古寺山をイメージしているそうです。



平成27年12月6日(土)イベント「そばの収穫からそば打ちまで」最終回

・10月から全3回で行ってきたイベント「そばの収穫からそば打ちまで」の最終回。今日は石臼でそば粉をひく体験をしました(写真)。石臼を回すの は、最初は重たかったのですが、粉が出始めるとウソののように軽くなり、真っ白な粉が臼の周りにたまりました。もちろん、今日のそば打ちで打つ粉を全部ひ くのはあまりにも大変なので、体験だけ。ちょっとの粉をみんなで分け合い、予め用意しておいた別の粉に混ぜてそば打ちをしました。使った粉は、もちろんみ んなで畑から収穫した“やまさぁーべそば”です。今日は特別に山形地鶏のつゆでいただきました♪ 味はどうだったかって? ほだな、旨いに決まってるべした!!

・午後は「地域の寶(たから)探し集会」と題したワークショップを開催。七軒地区の住民のみなさんが集まって、この地区を活性化していくために、どんな魅力、問題点があるかをグループワークで話し合いました。やまさぁーべも、地域振興に貢献していきたいと思います!



平成27年12月5日(土)薪ストーブ

・町内の工事で出た大量の支障木をゆずっていただきました。今日は朝からチェーンソー片手に木材の整理。樹種もナラやカエデなどさまざまで、工作の材料、キノコのほだぎ、薪…いろいろ使い道がありそうです。

・ ついに、やまさぁーべの食堂に薪ストーブが設置になりました! 慣らし運転を終えて、今日は本格的な火入れ式。指定管理団体さわらび会の役員が数人集まって事故が起こらないよう願いを込めて点火しました(写真)。これ が本っっっ当に暖かい。明日のそば打ちイベントで来館者の皆さんにもお披露目です♪ 薪ストーブの詳しいお話をFacebookにまとめました。ぜひ読んでみてください。



平成27年12月4日(金)トロフィー

・朝からかなり強く雪が降りました。でも気温がそれほど下がらなかったのでうすっら積もった程度。午後からの雨ですっかり融けてしましました。地元 の方の話では、例年この時期には少し積もっているとのこと。今年は積雪もそこまでではないのか…?いやいやこればかりは分かりません。

・雪 といえば、と思い出して今日の写真をご紹介。昇降口に飾ってあるトロフィーです。廃校になる前、七軒西小学校で行われていた雪上運動会のものです。雪国な らではの企画ですね。子どもたちだけでなく、地元の大人の方も参加して大いに盛り上がったのだとか。そのうちイベントとして復活させたいな~なんて思って います。



平成27年12月3日(木)久々の青空

・本日は昨日に引き続き、やまさぁーべに束の間の青空が広がりました。ぽかぽかと気温も高く、館内いる方がが寒いくらいです。明日からまた、天気が荒れるみたいで、予報では雪も降るようです。積雪もそろそろでしょうか。

・ さて事務仕事をしていると、気持ちの良い天気に誘われて、鳥の鳴き声が「ギャーギャー」と聞こえてきました。早速、窓から双眼鏡で覗いてみると、大きなス ギの木の上に、ちょこんととまっているカケスを発見。カケスは九州以北の低い山でよく見られ、昆虫のやどんぐりを食べています。騒がしい鳴き声が特徴的で すが、他の鳥の鳴き声をマネする鳥としても有名です。この辺ではよく、サシバやクマタカの鳴きまねをするので、「おっ!クマタカが来ている!?」と思った ら、その後に「ギャーギャー」とカケスの声。と言う風にしょっちゅう騙されています。そして、声は騒がしいですが、翼の一部が青い縞模様の綺麗な鳥です。

・明日は、やまさぁーべの食堂に導入した薪ストーブの試運転をします。食堂に広がる薪の香り、楽しみです。



平成27年12月1日(火)バードフィーダー

・いよいよ今日から師走。年末のスタート?です。So-tennenショップは今日で店じまい。スタッフの皆様、お疲れ様&ご利用ありがとうござい ました。そしてショップに遊びに来てくれた皆さん、ありがとうございました。森林資源のオシャレな利用法。見習いたいと思います。

・今日の 写真はグラウンドの端に立てたバードフィーダー(野鳥の餌台)です。冬の子ども向けバードウォッチングに向けて設置しました。野鳥の餌付けには賛否両論あ ります。「食べ物が少ないのだから餌をやってもいいじゃないか。」「いやいや、野生動物の餌付けは人間との軋轢を生むきっかけになるし鳥の健康にもよくな い」などなど…。この辺りは雪が沢山積もるので、鳥たちは土の中の虫を掘ることも出来ないし枯草のタネも食べられない。だから鳥の数がとても少なくなりま す。それが自然なのではありますが、やまさぁーべでは、双眼鏡を山の中で使うのは難しい子どもたちに野鳥に親しんでもらうため、野鳥の健康を害さないよう 注意しながら冬の期間だけ設置することにしました。とはいっても、設置してすぐ鳥が来るわけではありません。気長に待ってみます♪

・☆お知らせ☆明日は休館日です。



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