こちらはフタリシズカ。源義経の愛した静御前の亡霊が出てくる能の「二人静」が名前の由来です。フタリシズカは花穂が2本ありますが、花穂が1本のヒトリシズカという花もあります。おしとやかでかわいい花ですよね。(フタリシズカは花穂2本の物が多いが1~5本程度の場合もあります)
これからの時期にこの葉っぱ(形は様々あります)を見ると、幼少期を思い出しわくわくする方も多いのではないでしょうか。こちらはヤマグワです。といってもお目当ては葉っぱではなくこちらの実。まだ色がピンクなので食べ頃までは少し時間がかかりそうですが、熟すと黒くなり甘酸っぱくてとってもおいしいんですよね~。夢中になって食べた後は口の周りや手が真っ黒になっている事も(笑)あ!!葉っぱもお茶として利用しますし、昔はカイコの餌として利用する為に畑にも植栽されていました。
ライター:村中