何の痕跡だろう

雪が溶けた所に残っていた迷路の様な跡。

何の跡だか分からなかったので、じっくり観察してみました。

雪が積もっていた時、雪と地面の間に何かがトンネルを掘ったようです。

最初に頭に浮かんだのはモグラ。でもモグラにしては溝が浅いし、モグラがトンネルを掘ると、ところどころに「モグラ塚」と呼ばれる土の山ができます。でもここには、それがありません。

 

うーん、と悩んでいたところにタイミングよく外出先から帰ってきた館長。意見を聞いてみたところ、アカネズミかハタネズミかな、とのことでした。さらに、この辺りでよく見かけるのはアカネズミなので、この迷路を作ったのは「アカネズミ」という結論にしました。まぁ、実際に掘っているところを見たわけではないので想像ですが…。



経験の浅い私には、モグラしか思い浮かびませんでしたが、ひとつ勉強になりました。モグラほど上手ではありませんが、ネズミも柔らかい所を掘り進んで雪の下で餌を探しているのだそうです。迷路のような溝だけでなく、深く掘られた穴もありました。中にはネズミが巣を作り暮らしているのでしょうか(^^♪もう少し暖かくなると、見かけられるかもしれませんね。

ライター:岸