やまさぁーべの裏山

いつもとはちがって、硫黄のいい香りが漂ってきた!

好奇心がウズウズ♪ 匂いの元をつきとめたくて、辺りを調べて見ました。


硫黄の匂いといえば温泉。温泉なら温度が高いはず!そこで、雪のないところを中心に温度計で測ってみることにしました。やまさぁーべの敷地に流れ込んでいる沢は2つあります。片方の水温を測ってみると4℃でした。次にもう一方を測ってみたら6℃。少し温度に違いがありますね。しかも温度の高い方から硫黄の匂いもしてくる気がする!手あたり次第に温度計を刺してみますがどこも同じ6℃…。あきらめかけたときに後ろからポコンと音が…



音がした場所は沢から数メートル外れた湿地で、いつも湿っているところです。

小さな水たまりができていたので近寄ってみるとそこだけ石の色が茶色く変色しているのを発見!?しかも下から水が湧き出ているように見えます。温度計を刺してみると8℃!2℃高い!硫黄の匂いも強い感じがしました。やった!ここかも(^^)

 

水が湧き出て来るのは断続的で、出たタイミングで匂いもするようでした。とーっても小さな規模ですが間欠泉のような感じでしょうか。


あとで館長に聞いてみると、昔この沢は湯の沢と呼ばれ、鉱泉として利用されていたとのこと。当時の名前のとおり、今もお湯が湧き、流れていたのでしょう。ビックリです。ここは水温の低い鉱泉ですが、山じゅう探したら温泉もあるのかな??想像するとワクワクしてしまいます♪

ライター:岸