やまさぁーべの鬼太郎

今日は打ち合わせやら勉強会やらで外に出られず…。やまさぁーべの食堂の住人「鬼太郎」のご紹介をさせてください。


こちらが鬼太郎。食堂で飼育しているナマズです。昨年の夏に町内を流れる月布川の下流で捕まえてから飼育しています。水槽の横の大きさは90㎝。端っこに体を曲げて沈んでいる写真なので大きさが分かりにくいですが、体長60cmほどあります。ナマズとしては最大サイズぐらいですね。


多くの魚が肉食性ですが(※昆虫を食べることも肉食と言います)ナマズも同じく肉食性。非常に大食漢で、口に入る大きさの物なら何でも食らいつく獰猛な魚です。実は、飼いはじめた当初はもう1匹、一回り小さなナマズも同居していたのですが、鬼太郎に食いつかれて死んでしまいました。見つけた時には半分まで飲み込んでいましたが、さすがに大きすぎたようで吐き出しました。野生では、川底にじっと潜んで目の前を通る魚に襲い掛かって捕まえます。


そんな獰猛な鬼太郎ですが、やまさぁーべでの食事はというと…コイのエサ。

最初は食べなかったのですが、乾燥オキアミと混ぜて与えながら慣れさせていきました。エサを入れてしばらくすると、のっそりと動き出して水面に浮かんだエサをパクパクと食べていきます。その様子からは獰猛さの欠片も感じられません。丸くなったものです(笑)


おまけ。

なんで鬼太郎?という名前なのか。その理由がこれ。大きな体に可愛い背びれがちょこんとついている所から、妖気を感じているゲゲゲの鬼太郎を連想してのネーミングです。ナマズは素早く水の中を泳ぎ回る魚ではないので、大きな背びれはいらなかったんですね。むしろ穴に隠れたりするには邪魔だったのかもしれません。進化の不思議が可愛い背びれを生み出しました。

ちなみに、名付け親はYBCピヨ卵ワイドの取材でやまさぁーべに来ていた青山アナウンサーです♪

ライター:佐々木