田んぼの水抜き作業

今週末は福島からのお客様の稲刈り体験。今日はその準備です。田んぼのブログ、何度目だろうね…?なんてスタッフ同士で笑っていましたが、ホントに今年は大変です。


何が大変って、水が抜けないのです。去年はこの田んぼ、稲刈り時期にはカチカチに乾いていていたのですが、今年はぬかるぬかる…。まずは田んぼの一番外側の稲を刈り取ってスペースを作ります。



稲刈り直前の田んぼとは思えないほど水が溜まっています。これだと足がぬかるんでしまって作業が大変になってしまいます。そこで水を少しでも抜くためにあちこちに水抜き用の水路を掘ります。



原因はいろいろありそうですが、一番は中干しと言う作業をしなかったことでしょう。中干しは8月頃に一度田んぼを完全に乾かして硬くする作業です。昨年はやったのですが、今年は生きものたちに配慮してこの作業をしませんでした。結果、安定した湿地環境が必要なツチガエルが増えました。昨年はほとんどいなかったので、これは大きな成果ではあるのですが、田んぼはドロドロのまま…。うーん。難しいですね。来年はもう少し工夫して両立できる方法を考えます。まずは、今年の田んぼを少しでも乾かさなきゃ。

ライター:佐々木