グラウンドの虫たち

パラパラと雨がときどき降ったり、たまには日がさしたり。涼しくて過ごしやすい一日。グラウンド脇のヤブにはクズの花がたくさん咲いていました。秋の七草の一つです。


クズはマメ科の植物。マメの仲間を幼虫の食草としているチョウがヒラヒラ飛んでいるのが見られました。薄いグレーの縞模様が見える方がトラフシジミ。白地に黒い水玉模様があるのがツバメシジミというチョウ。どちらもオレンジの色が入っているところがチャームポイントです。



グラウンドの開けたところを歩くとたくさんのバッタが飛び出します。写真はクルマバッタモドキという種類。トノサマバッタとよく似ていますが、トノサマバッタよりかなり小さめです。全身茶色い色をしたものが多いのですが、このあたりでは写真のような緑色をしたクルマバッタモドキもよく見られます。

ライター:佐々木