七夕まであと10日

もうすぐ七夕ですね。今日は七夕の前に少し星の話をしたいと思います。

やまさぁーべの玄関から空を見上げるとこんな感じに見えます。今日の22時、南西の空の様子。
いきなりですがここで問題です。実はこの写真の中に三角形があるのですがわかりますか?

正解はこれです!!この三角は春の大三角といいます。といっても小さくて分かりずらいですよね。
「そんな暗い星なんか使わんでも、下の方にある一際目立つ明るい星使ったらええやん!!」と思われた方も多いと思いますが、この星は実は恒星(自分で光ることができる星)ではなく、木星(惑星)なんです。
木星も地球と同じく太陽の周りをまわっていて、日を追うごとに位置が少しずつずれていくので、星座や星の並びには使いません。

さてここからはわかりやすく、するためにソフトを使います。(私のカメラが広角レンズではないので…)
今日の20時の南西方向の空です。
といっても、こんなに星があると、さっきの春の大三角がどれかわかりにくいですよね。実際やまさぁーべの周りでもたくさん星が出るので、星が見えすぎるせいで、どれがどれやらわかりません。
こんな時は、わかりやすい星の並びを見つけます。

北極星を見つけるのに使う、北斗七星を探します。北斗七星とは、北にある斗(ひしゃく)の形をした7つの星でしたよね。
ひしゃくの手に持つ部分を伸ばしていくと…

日本で見られる事のできる星の中で、二番目に明るいアルクトゥルスを見つけることができます。
その後、もっと伸ばしていくとスピカにつながります。
この北斗七星~アルクトゥルス~スピカ~カラス座までを「春の大曲線」といいます。

ここまで来るとあとは、少し明るい星であるデネボラを探すだけ。 春の大三角を見つけるのは意外と簡単なんです。

うしかい座のアルクトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラが春の大三角。
七夕には、夏の大三角だけではなく、春の大三角や、木星なども見てみてはいかがでしょうか♪

 

ちなみに、ベガを織姫星、アルタイルを彦星と呼ぶように、星には別名がある星もあります。
アルクトゥルスはオレンジ色をしているので珊瑚星とも呼ばれ、スピカは白色なので真珠星と呼ばれています。

これは敵性外国語が禁止されていた時代にできた言葉で、カレーライスを「辛み入り汁かけごはん」と呼んでいた時代の名残。
また、この2つの星を合わせて夫婦星と呼ばれることもあります。

ライター:村中

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コメント: 3
  • #1

    おはなちゃん (水曜日, 28 6月 2017 09:54)

    あらららら。
    村中さんの博学にビックリ!!
    七軒の星空は別格ですからね。
    大頭森の頂上で眺めたら
    どんなにかキレイでしょう。

  • #2

    スタッフ村中 (木曜日, 29 6月 2017 18:49)

    おはなちゃんさん
    コメントありがとうございます。
    晴れていれば天の川がばっちり見ることができる七軒の星空は本当に宝ですね。

    実は大頭森山のナイトウォークを今年度企画しておりまして、その時は頂上の大パノラマで星空を存分に堪能してもらおうかと思っています。宇宙の中にいるような幻想的な景色に見えるはず!!

  • #3

    おはなちゃん (金曜日, 30 6月 2017 09:33)

    すばらしい企画です。
    晴天を祈ります。