やっと春らしい陽気になってきました。今日は10℃ぐらいまで上がったでしょうか。やまさぁーべ近くの池に
行ってみると…。
たくさんのカエルたちが池の水面に浮いていました。頬を膨らませてクククク…と鳴いているものもいます。ヤマアカガエルという種類で、この辺りのカエルの中では最も早い時期に卵を産みます。
下の写真、泥をかぶって茶色くなっている方は、産卵から数日経過した卵塊です。一方、水面からつぶつぶが出てしまうぐらい弾力があって透明な方の卵塊は、おそらく昨夜産み落とされたものです。
カエルの卵は、産み落とされた瞬間は透明部分がなく黒いツブツブだけが集まったような見た目です。ちょうどキャビアみたいな感じ。でも時間が経つにつれて水を吸って透明部分ができてきて、よく見るこんな質感になります。
すぐ近くの別の池には、白い塊を発見。こちらはクロサンショウウオの卵嚢です。絶滅が心配される希少な生きものです。
実は、私、もともとカエルやらヘビが大好きで、学生時代はそれを専門に研究していました。
ん~!実に楽しい季節がやってきました♪
ライター:佐々木
