昨日のブログでは月布川の魚類調査のお話をしました。その途中で見つけた、お魚以外の生きものの話。
こんな感じの川を歩いていたわけですが、両側はかなり切り立った斜面で、道路はその上。道はないので、藪の中をかき分けて降ります。
河原で見つけた石。よく見ると変な模様が…。おお!化石だ!どうやら植物の葉っぱのようです。モミの木とか、針葉樹のように見えますね。
うっそうとした藪の中を進んでいたら、クリの実がいっぱい落ちているエリアがありました。所々に動物のフンが。このサイズは、ツキノワグマで間違いなさそうです。何度もここに通って食事をしたのでしょう。
ちょっと写真だと分かりにくいですが、枯れた草ヤブの中に、くっきりトンネルができています。けもの道ですね。クマが通った跡かもしれません。
今回は二人で調査をして、おしゃべりしながら(=音を立てながら)歩いたので、クマに出会ってしまうリスクは少なかったかと思います。でも、これを一人でやっていたらちょっと怖いです。音の出るものや、クマスプレーなどの携帯が必要ですね。
人間、野生動物、お互いのために事故のない山歩きを心がけたいものです。