月布川の魚類調査

やまさぁーべの前を流れる月布川(つきぬのがわ)。東西に長い大江町の真ん中を貫く大動脈で、朝日連峰を水源に、最上川に注ぎます。町のシンボリックな自然の要素なので、そこにどんな魚がすんでいるかを把握することは、大江町のエコツーリズムを考えるうえでとても重要なことです。前置きが長くなりましたが、魚とりしてきました!

今日の調査地は5か所。最上川との合流点付近からスタートして、貫見(ぬくみ)地区辺りまで調査しました。距離で言うと、予定している全行程の1/3程度といったところでしょうか。


調査は、写真のような投網を使った方法と、タモ網を使った方法。一か所30分づつ魚取りをして種類と数を記録しました。ちょっとまだ集計ができていないので、種類だけご紹介。

ニゴイの幼魚。下流でよくみつかりました。

カジカ。上流にすむイメージの強い魚ですが、今回の調査では下流の方がたくさんいました。

ウグイの幼魚。今日のコースでは、すべての調査地でとれましたが、上流に行くにつれて減ってきました。

モツゴです。川の緩やかな場所やため池にすんでいる魚です。今日の調査でも下流でみつかりました。

コクチバス。アメリカ原産の特定外来生物。人気の釣り対象魚ですが、日本の自然に大きな悪影響を与えるということで、法律で飼育や運搬、販売などが禁止されています。かわいそうですが、この個体も駆除しました。

最下流、最上川との合流点付近でみつかったギギという魚です。ひれに毒のトゲを持っているので注意が必要。これは本来は西日本の魚なので、国内外来種ということになります。アユの放流などに混ざって連れてこられてしまったのかもしれません。

タモロコ。これも西日本の魚。国内外来種です。田んぼの水路などでもよく見かけます。

スナヤツメ。希少種です。リバートレッキングでは柳川でもよく見つかりましたが、今日は下流の方でも見つかりました。

アブラハヤです。ウグイが上流に行くにつれて減っていくのと反比例して、上流に行くほど増えていきました。

ドジョウです。意外な感じがしますが、一番上流の貫見で見つけました。田んぼから水を抜くときに流れたのでしょう。

意外にも、釣りの対象魚としてたくさん放流しているアユ、ヤマメ(サクラマス)、イワナは全くつかまりませんでした。タモ網では捕獲が難しい魚種なので、それらを狙って投網を打ったのですが。特にアユ。魚影もほとんどなし。落ちアユの時期はもう少し先ということでしょうか。

さて、次回は貫見からさらに上流を目指します。魚種がどのように変わっていくか、楽しみです。