畑の花&ユニークなハチ

畑の作物に花が咲きました。いよいよ夏が来ます。

左はジャガイモの花で、右はエダマメの花です。エダマメは、花が終わった後にその部分が膨らんで実になります。ジャガイモの花は終わっても芋がそこにできるわけではなくて、土の中にできます。花が咲くと、そろそろ2回目の土寄せ作業。花が終わると芋が付き始めます。

写真下は、ヒマワリの苗。昨シーズンの冬、野鳥のエサ台にヒマワリの種を置いていたのですが、これを自家生産してみようという試み。地元の方の発案でした。大輪の花も楽しみです♪


話題はまるっきり変わってハチの話。下に2種類のハチの写真を載せました。どちらもとってもユニークな形をしていてハチとは思えないような姿ですね。特に特徴的なのは、細長い腹部と、その先についた細長いもの。これ、産卵管です。実は、ハチが敵を刺すときに使う針は産卵管が変化してできたものです。つまり、この2種はこんな細長い針=産卵管を持っているので、人間を刺すような攻撃力はありません。

※蛇足ですが、ということは産卵能力のないオスのハチは刺さない(というか刺せない)んですね。あのスズメバチでも!

 

左はコンボウヤセバチの仲間、右はオナガバチの仲間です。どちらも寄生蜂で、この細長い腹部や産卵管を木の穴の中に差し込み、その中にいる昆虫の幼虫に卵を産み付けます。

コンボウヤセバチヤセバチはアナバチなどのハチ類を、オナガバチはカミキリムシなどをターゲットにします。倒木に空いた小さな穴を見回りながら、獲物を探しているようでした。


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コメント: 2
  • #1

    堅香子 (月曜日, 13 6月 2016 22:11)

    館長さんの博識には脱帽です。
    ところでハチといえば、昆虫学者マーラ・スピバク女史によればアメリカで蜂の姿が消えているそうです。巣箱に死骸はなく女王蜂だけが残っている。原因は農作物の単一品種の大規模作付けや農薬にあるようですが、受粉を蜂に依存している農場では危機感を抱いているようです。
    多様な生態系の中の一つの歯車が狂うだけで農作物全体の収穫をも左右する可能性を秘めていることを示しています。
    人間社会の活力もまた多様性に依存しています。都市化による社会の画一化が進めば多様性が失われ本来の活力は削がれてしまうでしょう。多様性の一方の源は自然豊かな七軒のような山村です。過疎によって山村が消滅してしまえば、結局は国全体の活力さえも失われてしまうことになるのではないでしょうか。

  • #2

    やまさぁーべ 佐々木 (土曜日, 18 6月 2016 13:30)

    コメントありがとうございます。返信が遅くなり、申し訳ありません。
    ハチが減っている件は、数年前から問題になっていますね。ネオニコチノイド系の農薬が大きな原因の一つだと言われているようです。ホームセンターでも家庭菜園用に普通に売っている農薬ですし、コバエやゴキブリ、アリ用の殺虫剤、ペットのノミ取りににも使われている成分です。
    EUやアメリカ、中国がこれを暫定的に使用禁止にしたことがニュースになりましたが、日本はまだ様子をみている状態です。殺虫剤にしろ、除草剤にしろ、使わないで済む方法があるのならば、農薬はできるだけ避けるべきだと私は思います。