畑の作物に花が咲きました。いよいよ夏が来ます。
左はジャガイモの花で、右はエダマメの花です。エダマメは、花が終わった後にその部分が膨らんで実になります。ジャガイモの花は終わっても芋がそこにできるわけではなくて、土の中にできます。花が咲くと、そろそろ2回目の土寄せ作業。花が終わると芋が付き始めます。
写真下は、ヒマワリの苗。昨シーズンの冬、野鳥のエサ台にヒマワリの種を置いていたのですが、これを自家生産してみようという試み。地元の方の発案でした。大輪の花も楽しみです♪
話題はまるっきり変わってハチの話。下に2種類のハチの写真を載せました。どちらもとってもユニークな形をしていてハチとは思えないような姿ですね。特に特徴的なのは、細長い腹部と、その先についた細長いもの。これ、産卵管です。実は、ハチが敵を刺すときに使う針は産卵管が変化してできたものです。つまり、この2種はこんな細長い針=産卵管を持っているので、人間を刺すような攻撃力はありません。
※蛇足ですが、ということは産卵能力のないオスのハチは刺さない(というか刺せない)んですね。あのスズメバチでも!
左はコンボウヤセバチの仲間、右はオナガバチの仲間です。どちらも寄生蜂で、この細長い腹部や産卵管を木の穴の中に差し込み、その中にいる昆虫の幼虫に卵を産み付けます。
コンボウヤセバチヤセバチはアナバチなどのハチ類を、オナガバチはカミキリムシなどをターゲットにします。倒木に空いた小さな穴を見回りながら、獲物を探しているようでした。