GW特別企画の下見で、近くの山に登ってみました。まだ葉をつけている木は少なく、さびしい感じですが気温が上がれば一気に萌えてくるでしょう。ヤナギの木は房のような花をたくさん咲かせていましたが、そこにやってきていた鳥が今日のお話の主役。
まず見つけたのはマヒワという鳥でした。かなり鮮やかな黄色をしているのが一番の特徴。冬に日本にやってくる鳥で、群れで行動します。そろそろ渡っていく頃なので今年は見納めでしょうね。
同じ木で次に見つけたのはヒガラという山ではよく見られる鳥です。翼に白い線が2本で、頭頂部とほっぺたが白く(左の写真の個体は首を手前側にかしげているので頭頂部の白い模様が側面のように見えています)、胸は白い…はずなのですが…なぜか黄色い。もしや珍鳥キバラガラ!?なんてマニアックに喜んだのですが、どうやらヤナギの花粉がいっぱいついて黄色くなってしまったようです。騙された(笑)右の写真は、まだ胸が白いヒガラです。ヤナギにしてみれば、大量に花粉を運んでもらえてラッキーですね。※写真はクリックすると拡大します。
最後は、おそらくエゾビタキという鳥。不鮮明な写真しか撮れませんでしたが、白い胸にすじ状にグレーの模様がたくさんあるのが特徴。旅鳥と言って、春と秋に日本を通過する鳥です。こちらも花粉で黄色くなっていますね。
今シーズン、写真はまだ撮れていませんが、イワツバメや渡りをするタカの仲間サシバなど、夏の代表選手もやまさぁーべ周辺でよく見られるようになってきました。鳥が入れ替わるこの時期は、見る鳥、見る鳥、おっ!久しぶりっ!と声をかけたくなる感じの種類ばかりなので、とっても楽しいです♪