雪の模様

・大江町役場にインターンで来ている東北芸術工科大学の学生さん。今日、明日とやまさぁーべのお手伝いをしてもらうことに。昨年末から「やまさぁーべmini水族館」として生きものを飼育展示している部屋のレイアウト変更と、フィールド調査の補助をしてもらいました。カッパがなかったので男用を来てもらったのですが…パパの服を借りた子どもの様に…(笑)


午前中は少し強めに雨が降っていましたが、午後から晴れてきたので体験プログラムで歩くコースの下見に。山の斜面には綺麗な縞模様ができていました。どうやら、午前中の雨が流れてできたようです。ふわふわの雪の上に雨が降っても染み込むだけで、水の流れた跡はできません。昨晩は冷え込んだので、雪面が凍り、その上に雨が流れたのでこんな感じになったのでしょう。厳冬期には見られない雪面の表情です。左の写真にはタヌキが登った足跡も見えますね。


雪の山道で発見したのは、なにやら動物のフンでした。小指の先ぐらいの大きさで少し散らばって落ちています。何のフンかな~と少し詳しく観察してみると、右の写真のように一部白くなったフンがありました。なるほど、

どうやら鳥のフンのようです。なぜかって?よく、車のフロントガラスにカラスやハトにフンをされると、白くなることがありますよね?あれ、実はフンではなくおしっこなんです。鳥はフンとおしっこが出る穴が一緒で、しばしば同時に排泄します。しかもおしっこは白い粉状(専門的には尿酸と言います。哺乳類のおしっこは尿素という液体で排出。)になっていてよく目立ちます。今回のフン&おしっこの大きさからすると、ヤマドリのものでしょう。そういえば、さっき飛び出していったな~。